過去ログ - 上条「…お前なんか、嫌いだ」ふぃあんま「…え」一方「帝督、好きだ」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/02/10(日) 16:20:51.20 ID:AEWr+uLu0
絹旗と滝壺はいちゃついている。
その二人の仲の良さから逃げ出して。
麦野沈利は一人、街を彷徨っていた。
一番仲が良かったと言えるフレンダは、垣根に取られて以来見かけない。
殺されてそのままどこぞに埋葬されてしまったのだろう、と勝手に思っている。
麦野「…はー」
左手は義手。
右目は義眼。
垣根に攻撃を加えられ、治療を受けた結果が、コレだ。
お世辞にも、最早普通の人間とは呼べない。
麦野「………」
暗部組織は解体された。
戻るのも面倒臭い。
血生臭いのは嫌いではないが、特別好きという訳でもないのだ。
番外『美人のお嬢さん』
不意に呼びかけられ、振り返る。
垣根帝督にそっくりな真っ黒い少年が、場違いに人あたりの良さそうな笑みを浮かべていた。
その人の良さそうな柔らかな笑みに、それでも悪意のような陰は透けているが。
麦野「あ? …垣根帝督?」
思わず攻撃しそうになった。
無駄だとわかってはいても、ぶん殴りたくなる。
番外『この垣根帝督は、お前の腕と目を奪った垣根帝督じゃねえよ』
麦野「は?」
番外『双子の弟みたいなモンかね。ま、何でも良い。デートしようぜ』
麦野「誰がテメェなんかと」
番外『昔のことは水に流しちまえよー。一人なんだろ?』
麦野「……」
番外『美味い鮭料理の出る店知ってるからさ』
麦野「…仕方ないわね」
真っ黒な垣根帝督と麦野沈利は、夜の街に消えていく。
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