過去ログ - 詢子「夢の中で何かあったような」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/02(土) 11:52:45.56 ID:fVlzemOt0
詢子「ねぇ。ちょっと付き合って貰って良いかな」

ほむら「はい」

土手の中腹に腰をかけて話し出す。西の空はまだ少し赤みを残していた。

詢子「ここのところ何回も見てる夢なんだけどね」

詢子「すごい台風かなんかで体育館に避難してるのかな。そこで私が女の子叱りつけてるの」

詢子「台風の中、友達を助けに行くっていうから素人がそんな危ないことするんじゃないってね」

詢子「でもその子がすごく真剣な目で『私でなきゃだめなの。私のこと信じてくれる』って言うんだよ」

詢子「それ見てたらね……止めなくちゃいけないのに私が背中押しちゃうんだ」

詢子「んでさ、後押ししたくせにそれを見届けることも出来ずそれっきりあえなくなっちゃうの」

ほむらちゃんは寂しげな目をして私の話をただ静かに聞いていた。



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