過去ログ - セイバー「シロウに一番愛されているのは私ですね」オルタ「あ?」リリィ「え?」ネロ「む?」3ツメ
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212: ◆ecH57LqR9PZC[saga]
2013/03/20(水) 07:59:29.36 ID:TefKljj20
〜〜〜第三ステージ・リリィvsセイバー〜〜〜
「おっらぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!」

「ぐっ! リリィ! いつの間にこのような剣技をっっ!!!」

”ぎぃんっ! ぎぃんっ! がぎぃいん!!”

何か色々吹っ切れた騎士姫様が、あまり女性がするには好ましくない暑苦しい顔でセイバーに暴風のような連撃を叩き込んでらっしゃります。
いや、もう、白百合と言いますか大根。
剣を振るうと言いますか、鉄の棒を振り回すような勢いでセイバーに襲い掛かってます、いや、マジで。

「らっっらっららっららららららっらっららぁぁああああああ!!!!!」

”ずががががががががががががが!!!!!”

「くぅっ!?(この圧力はまさにバーサーカークラス!!)」

最強モードのセイバーすら圧倒するその力の源は性よ、ではなく、士郎に対する献身的な愛でしょう、はい。

「シロウを一日自由にするのはぁぁぁああ!! 私ですっ!!!!!」

「お、押し切られるっ!?」

あまりにも力強く、あまりも速くて、あまりにも狂気的な剣の嵐にセイバーは完全に飲まれジリジリ後退していった。
欲望に忠実なリリィの強いこと強いこと。
ほとんど獣です獣、野獣です野獣。
多分このリリィの前に士郎を放置したら次会うときには干からびてるかED寸前になっていることでしょう。
ああ、怖いですね、はい怖いです。
まぁ、この戦いの決着は色々あってセイバーさんのアヴァロン ⇒ ↓+K ⇒ 強P ⇒ ABAB→→← ⇒ エクスカリバーのコンボで勝利のようでした。

〜〜〜最終ステージ・オルタvsセイバー&ガウェイン〜〜〜
「はぁぁぁぁあ…………出目金とランスロット倒したってのに、あの淫獣とバカカイザーは何で負けてるかなぁ」

だるそうに黒い聖剣を担ぐジャージのオルタの前にはそこそこ疲労してるセイバーと、脇腹を押えてるガウェイン。
一応は無傷だけど、それなりに疲労はしているオルタは溜息をついて、そこらに転がっている白いの赤いのを見つめている。

「まぁ、シロウはお前らには渡さない、って感じ、だよなぁ」

恥ずかしげに頬をポリポリかいて、事態に完全ついていけていない士郎に死線を向けて、深く息を吐いた。

「(今のセイバーはやばい、リリィ+ネロの性欲くらいやばい、ここで止めないとマジでシロウが再起不能にされかねないな)」

決意を深く秘めた黒いジャージ騎士の目にセイバーも迎えるように息を吐いた。

「(オルタ相手、ですか…………手ごわいことは間違いないですが、負ける訳にはいかないんです!!)」

騎士王、セイバーはどこまでの本気で、どこまでもこのチャンスを逃す気はなかった。
士郎と結ばれるチャンス、様々なライバルを”力”で退け、この手に掴み取るこの機会を何があってもモノにする、そう誓っていた。例え、どんな手を使ったとしても!

「セイバー………………一気に決めるぞっっっっ!!」

”きぃぃぃぃんっ!!”

「っ!」

「王よ、ここは私が盾になります! その隙を!」

冗談に大きく構えたオルタの剣に黒い光が走る。
本日二回目の真名解放に担い手の頬には汗が流れていく。
その魔力の奔流にガウェインは騎士としての本懐とばかりと王の前に立つ。
セイバーは既にかなりの疲労をしている、ここでアヴァロンを再び使う力は残っていないと判断したのだろう。
だけど―――。

「いえ、大丈夫です」

「え?」

―――ガウェインを優しくセイバーは押しとどめた。

「あなたはガラティン準備を」

「王…………なにを?」


今にも炸裂しそうにな魔力の奔流を前に至極おいついている王の姿に白騎士は戸惑いを越えて、自身も安心に近い感情を覚えてしまう。


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