過去ログ - 貴音「くおど、えらと、でもんすとらんだむ」
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[sage]
2013/02/03(日) 23:11:11.42 ID:PY92TUAxo
P「………………」
さっきハム蔵を追いかけてきたマットのあたりだ。無駄知さんは2番、つまり3つのうち真ん中のマットに落ちたはずだが……。
P「…………?」
最初の一瞬、そこにあるものが何なのかよくわからなかった。
そして――『それ』が何であるかを理解したとき、俺は思わず腰を抜かしてしまっていた。
P「うわっ…………!?」
貴音「プロデューサー……? 無駄知殿は見つかったのですか……?」
響「あの落田って人、倒れてたみたいだけど……って、な、なんか変な匂いしないか……? これ……血の匂いじゃ……?」
P「た、貴音、響!! それ以上近づくな!!」
響「え……? ど、どうしたんだプロデューサー?」
P「い、いいから、とにかく、管さんを、ディレクターを連れてきてくれ!」
貴音「!……わかりました。行きましょう、響」
響「あ、うん……」
貴音と響が去っていくのを見届けてから、俺はゆっくりと立ち上がった。
……こんな光景を彼女たちに見せる訳にはいかない。
3つ並んだマットの真ん中……その上で無駄知識雄が、事切れていた。……マットの中から突き出た細長い金属の串のようなものが数本――無惨に彼の体を貫いていた。
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