15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 20:58:45.71 ID:USBMj9/L0
 色々試してみてわかったのは、ミキが触ったり動かしたりすることができるのは、僕が自分で撮った写真だけのようだった。 
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:00:09.12 ID:USBMj9/L0
 ミキが手を加えると、写真は姿を変えた。 
  
  
  
 基本的には、先ほどのビールのように、 
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:02:11.77 ID:USBMj9/L0
 それはどんな写真加工よりも面白かった。 
  
  
  
 担任学級の修学旅行の集合写真、 
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/06(水) 21:03:44.57 ID:rLiQGWTro
 二次元への入り口があると聞いて 
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:10:45.02 ID:USBMj9/L0
 何枚もの写真で遊んでいるうちに、不思議な感覚が僕の中で生まれる。 
  
  
  
 まるで、ずっと昔からミキといるような感覚だ。 
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:14:38.78 ID:USBMj9/L0
 「せんせー。ソラはやっぱりきれいだね」 
  
  
  
 「そうだろう?」 
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:26:39.47 ID:USBMj9/L0
 秋が終われば冬、ミキと出会ってから約1年がたとうとしていて、最初と比べると見違えるほど、様々なことを覚えた。 
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:29:19.89 ID:USBMj9/L0
 僕たちは毎日一緒の時間を過ごした。 
  
  
  
 驚くことに、ミキは写真に撮ったものを食べることもできたので、 
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:31:43.96 ID:USBMj9/L0
 「秋になると、栗がおいしいんだ」 
  
  
  
 「栗ってなあにー?」 
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:39:21.16 ID:USBMj9/L0
 「せんせー頑張り屋さん」 
  
  
  
  
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/06(水) 21:42:38.23 ID:USBMj9/L0
 悲しかった。 
  
  
  
 いつだってミキがいた。 
37Res/14.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。