過去ログ - ファイブレッド「放課後ティータイム?」 さわ子「地球戦隊ファイブマン?」
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37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/08(金) 09:07:16.68 ID:+drJMBu80
 音楽室。


 攫われる前、学校に宿泊許可を取っていたことが幸いし、唯達がいなくても不審がる者はいない。
 様子を見に来た生徒会長であり、唯の幼馴染である真鍋和が不審がったものの、スタジオで練習していると無理やり言い聞かせた。
 まぁ、納得はしてないようだったが。


さわ子「……ねぇ、教えてくれない? ファイブマンの事……」


 既に深夜となった時間。
 目元を真っ赤にしたさわ子は学にそう尋ねた。

 別に隠す理由もなく、学はさわ子の向かい側へと座る。


学「すべては、20年前から始まったんだ……」


 自分達の両親が死を迎えた星を蘇生させる研究をしており、家族皆で惑星シドンを移住し緑で一杯にしていた最中にゾーンによる襲撃を受けたこと。
 両親が子供たちと人工ロボ・アーサG6を自分の命を犠牲にして地球に逃がしたこと。
 ゾーンがいずれ地球を攻めてくると考え、ファイブマンとなるべくトレーニングしていたこと。
 そして、20年後ゾーンが攻めてきて、地球戦隊ファイブマンとなったこと。

 淡々と話す学の言葉を、さわ子は黙って話を聞いていた。

 全てが話し終えると、ファイブブレスを握りしめて立ち上がる。


学「父さんと母さんは自分の命もかえりみず必死に俺達を逃がしてくれた。だから、今度は俺達が命の張って、銀河でただ1つの虹の降る星、地球を守る番なんだ」


 ファイブブレスは誓いの証。
 今までも何度も危険な目に遭ってきた。しかも、学に限っては実際に死んだこともある。
 それでも立ち上がり、必ず地球を守ると誓ったのだ。



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