過去ログ - 魔王「よくぞ来た、勇者よ」男(抱きしめて頭撫でてやりたい)
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214:1 ◆Ym1LQydzh2
2013/04/13(土) 22:01:23.88 ID:9PDP+Xiko
男「そうだ…おい騎士。」

騎士「何だ?」

男「二と七んとこの勇者は後でも良いとして、折角だし五ノ国の勇者とも話してみたいんだが、何処に居るか知らないか?」
以下略



215:1 ◆Ym1LQydzh2
2013/04/13(土) 22:02:34.16 ID:9PDP+Xiko
男「…しかし、広いな。」

城の中を徘徊していると、改めてそう思う。こうして歩き回るのは初めてだが、規模はウチとどっこいどっこいって所か?

男「アイツ等、迷子になってないと良いが。」
以下略



216:1 ◆Ym1LQydzh2
2013/04/13(土) 22:05:20.68 ID:9PDP+Xiko
「?どうしたものか…」ウーム

男「何かお困りか?」

「おや…貴殿は確か、男と言ったな。隣の女性は貴殿の仲間か?」
以下略



217:1 ◆Ym1LQydzh2
2013/04/13(土) 22:08:07.75 ID:9PDP+Xiko
男「へぇ…それじゃあ武士、目ぇ閉じてみろ。しっかりな。」

武士「?こうか。」スッ

男「よし、そうしたら俺が合図するまでその場で回れ。」
以下略



218:1 ◆Ym1LQydzh2[sage]
2013/04/13(土) 22:10:31.80 ID:9PDP+Xiko
武士「…どおりで同じ所ばかり通ると思ったんだ…」ズーン

男「そう拗ねるなよ。ちょうど俺等も書物庫に用があるんだ。案内するぜ、コイツもある事だしな。」

ヒラヒラと地図を揺らす。
以下略



219:1 ◆Ym1LQydzh2
2013/04/13(土) 22:12:04.54 ID:9PDP+Xiko
部屋に入って辺りを探してみるが、居るのは女性が2人ばかりで、後は平積みされた本の山があるだけだった。

男「それらしいのは見当たらないな。ニアミスか?」

取り敢えず近くの1人に尋ねてみる。
以下略



220:1 ◆Ym1LQydzh2
2013/04/13(土) 22:13:52.19 ID:9PDP+Xiko
男「本の山しか無いんだが。」

武闘家「…」スク

武闘家は立ち上がると本の山へ近付き、下の方から本を1冊抜き取った。
以下略



221:1 ◆Ym1LQydzh2
2013/04/13(土) 22:15:42.37 ID:9PDP+Xiko
男「まぁ何でも良いが、ちゃんと片付けろよ?」

賢者「……この量をしまうのは、骨が折れるな……まぁ私達は関係ないが…」ダルー

魔導士「いえいえ、そうでもありませんよ?僕、何処に何の本が入っていたか大体覚えてますから。」
以下略



222:1 ◆Ym1LQydzh2
2013/04/13(土) 22:17:52.96 ID:9PDP+Xiko
〜一ノ王の書斎〜

王の書斎、と言うには少々余計な物が目立つその部屋に騎士が訪れる。
1日の大半を過ごしている此処は、最早一ノ王の自室と化しており、自由に立ち入る事が許されているのは騎士のみである。

以下略



223:1 ◆Ym1LQydzh2
2013/04/13(土) 22:20:33.65 ID:9PDP+Xiko
一ノ王「…」ギィ

ゆっくりと椅子に座り直す一ノ王。どうやら機嫌は少し良くなったらしい。

騎士(好物で釣る様で気が引けるが…姫様の機嫌を直すにはこれが1番だからな。…それに、最近ゆっくり話せて無かったし、これは良い機会だ。)
以下略



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