過去ログ - 魔王「よくぞ来た、勇者よ」男(抱きしめて頭撫でてやりたい)
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224:1 ◆Ym1LQydzh2[saga]
2013/04/13(土) 22:24:21.01 ID:9PDP+Xiko
騎士「三ノ王から、男君について何か聞いていませんか?…普通と違う所がある、とか。」

一ノ王「いえ、特には…強いて挙げるとするならば、年齢がやや高い事、王を前にしても不遜な態度を崩さない事、位でしょうか。彼が何か?」

騎士「……先程、手合わせをしている最中に気付いたのですが…その、彼からは…少しも魔力を感じないのです。」

そんな馬鹿な、とでも言いたげな表情の一ノ王。対する騎士の真剣な表情はそれが冗談でも何でも無い事を告げていた。

一ノ王「…あり得ません…魔力を持たない人間が存在するなど…」

騎士「実際に剣を合わせた私ですら、未だに信じきれません。しかし、間違いないかと。」

この世界に生きる人間や魔族にとって魔力とは、血液の様に誰もが当たり前に持っており、空気の様に無くては生きて行く事の出来ないものである。
だからこそ、彼等は動揺しているのだ。

一ノ王「…男さん本人と話は?」

騎士「この事については何も。」


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