過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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10: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/09(土) 21:06:48.36 ID:5Oz0DOWr0

確かに、マミからすればほむらの魔法少女の素質は高い。またどこで
身に着けたのか凄まじい戦闘技術の高さも備わっている。彼女が
魔獣の二十や三十に後れを取るとは思えなかった。

あの夜も、さやかの(理由があったにせよ)単独行動が原因で多数の
魔獣に取り囲まれたため全員での対処が遅れた。
だがあそこにいたのがほむらであれば、
十分に皆の到着は間に合っただろう。

マミの心に闇を落としているのは、後悔。零した魂への悔恨。

「そう……」

「でも、心配してくれて、ありがとう」

ほむらは、微笑こそ浮かべないものの、声色を柔らかくして応じる。

ぶっきらぼうにいうほむらの礼に、マミは一瞬驚く。そして輝く
そこに光明を感じたのか、拒否されてもなお食い下がろうとした時、
まったく別方向から声を掛けられた。

「あのーごめんなさい。ちょっとお話聞いていいかしら」

会話が決裂しかけた二人に、一人の女性が声をかけた。
彼女たちが今まであったことのない、大人の女性だった。



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