過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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20: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/11(月) 21:40:45.86 ID:PFEv108i0

「マミ、せっかくだし、今夜はパトロールしましょうか」

ほむらがいう。口外に一緒にというニュアンスが含まれている。
マミの表情が明るくなる。

「ええ、よろしくね。暁美さん」

「そのほうがいい。ベテラン二人が戦えば、事故も少ないだろう」

「役立たずは杏子の様子でも確認していらっしゃい」

「本当に君は僕への当たりがきついね。
……わかったよ、行ってくる。きゅっぷい」

ほむらが開けた窓からしぶしぶという調子で飛び降り、姿を消した。

「時間まで少し宿題をやっておくわ。巴マミ、貴女はいいの?」

「ええ、支度をしてくるわね。一時間後、ここに戻ればいい?」

「構わないわ。それまで宿題を終わらせておくから」

そんな、他愛もない一日。魔獣退治という非日常すら日常の
魔法少女の生活。

それが、ずっと続くと思っていた。自分がまどかに導かれるまで。
それまでは、あの子が守りたかった世界を私が守る。
ほむらは、決意をしていたのだから。



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