過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
↓
1-
覧
板
20
21
:
◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/02/11(月) 21:48:51.28 ID:PFEv108i0
翌日も何もない日常だった。日に日に顔色が悪くなる上条と仁美に、
一抹のうしろめたさを感じないわけではないが、ほむらには真実を
伝える勇気はなかった。そう、その勇気がなかった。
あの時も、真実を伝えても、信じてもらえなかった。
魔法少女が魔女になるといくら叫んでも、信じてもらえなかった。
それに伝えてどうなるというのだろう。上条に言うのか。
『さやかは手を治すために魔法少女になって、
戦いで力尽き消滅しました』
そうまでして、わざわざ追い詰める必要があるのだろうか。
知らなければ知らないでいい……。魔法少女にかかわらないなら
それに越したことはないのだから。
そうでなければまどかのような運命になってしまうのだから。
だが、そのうしろめたさが、ほむらに言わなくてもいいことを
言わせてしまった。それは、彼女も魔法少女という生活に、
それなりに疲れていたからかもしれない。
「ねえ、貴方たち。少しいいかしら」
落ち込んでいる二人に声をかける。力なく顔を上げると、
ぼんやりとした目で、ほむらを見返す。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
543Res/503.64 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1360403969/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice