過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/04/14(日) 22:06:01.92 ID:7lL9Z2vO0
『わかった。任せろ。だが、無理をするな』
「今無理をしないでいつ無理をするんだ。救いを求められているのに」
電話越しに話す兄の言葉が詰まる。反論ができなかった。慌てて話を
変える。自分が声をかけて動員できる人数の話になった。それを受け
二言三言話をかわす。互いに納得し通話を切ると、仁美に向き合う。
「兄は増援を連れてきてくれる。だが間に合わない」
仁美が言葉に詰まる。ほむらもやや不安げに達哉を見つめていた。
散発的に鳴り響く銃声が、状況が差し迫っていることを教えてくれる。
「だから自分が行く。大丈夫だ。連れていける人数も多い」
「あ、ありがとうございます」
「まだ礼は早い。準備ができたら知らせるから、少し待ってろ」
拳銃を確認し、防弾チョッキを準備する。これでどこまで軍隊の重火器
に対抗できるか不明だが、一警察官に準備できるのはせいぜいここまで
だろう。ましてや組織のバックアップもない。
にもかかわらず、彼は戦いに赴くのだ。
仁美はその行動に、覚悟に涙した。
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