過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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230: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/04/14(日) 22:06:38.07 ID:7lL9Z2vO0

促され、いわゆる『制服組』に保護される仁美。一度ほむらも
保護されそうになったが、魔法少女を理由に拒絶した。マミのことも
あるし、突入のタイミングはほむらが握っている。ここで保護されて
いるわけにはいかない。

「貴女はここで待っていなさい。いいわね」

「はい、皆さんを……上条さんをよろしくお願いいたします」

包囲から離れたパトカーに乗せられて首を垂れる。さすがに仁美がこの
突入に際してできることはない。

「なんとかするわ。もう、失わない」

仁美にはその言葉の意味は分からなかった。問いただす前にほむらは踵
を返し歩き出す。
そのほむらの視線の先には、周防刑事と、武装した警察官。暴動鎮圧
などに使いそうな盾や武器をかき集めたようだ。かなりの人数が、
ぎらぎらとした視線をほむらにむけていた。

「さぁ、準備はできた。そちらはどうだ?」

「今向こうと連絡をつけるわ」

警察官を無能扱いする人は決して少なくはない。だが、こういう有事の
際に奮い立つものこそ警察官たりえるのだろう。自らを省みず戦う
彼らを、ほむらは見直した。



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