過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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23: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/11(月) 22:08:35.35 ID:PFEv108i0

ほむらの提案を聞いた二人は、僅かに目に光を戻した。
彼女に気遣いが嬉しかったのか、ほんの少し、笑うことができた。

その日の放課後、習い事を遅らせてでも、上条と仁美は
それを行おうとした。あまり人に見られてもよろしくないので
放課後、人気のない学校の屋上で行う予定だった。
ほむらの気遣いが嬉しかったし、切羽詰まってもいたからだろう。

”試してみるのね”

”ええ。だから今日は少し遅れるわ。
パトロールは一人で行って頂戴”

魔法少女特有のテレパシーで、授業中にやり取りをする。
昨日の時点では今日も合同でパトロールを行う話だったが、ほむらは
それを理由にキャンセルをしようとした。正直に言えば、ほむらは
一人での魔獣退治を好む。そのため相手が誰であろうと共同戦線を張る
ことが苦手だった。マミの人柄や実力を疑う余地はない。むしろその
慈愛は愛すべきものと思っていた。
単純に、ほむらが人づきあいが下手なだけだ。

まどか以外には。



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