過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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279: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:05:12.15 ID:Vc5e54U90

精悍な顔のセールスマンが、女性向け雑誌の編集部を訪れる。あまりに
場違いなところのため非常に気が進まない。だがここには旧友がいる。
その人物に渡りをつければ、問題なくことが進むだろうと思い、それを
期待していた。
以下略



280: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:07:22.49 ID:Vc5e54U90

「これで首謀者がはっきりしたな。やつの標的もな」

パオフゥのまるで慮るつもりのない言葉。うららが睨むがそれも流す。
あの時の事件では、ニャルラトホテプは達哉を標的にした。彼の心に
以下略



281: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:09:07.40 ID:Vc5e54U90

魔法少女は言葉にならない。話が飛躍し続けてまるでついていけない。

『じゃ、じゃあさ、こんなことになったこの暁美ほむらのせい?』

以下略



282: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:11:10.93 ID:Vc5e54U90

最初は口ごもり、話す言葉を探すほむら。それを受けてマミが
代わりに説明する。包帯で動きにくい体を起こし、皆に説明した。

転校生のほむらがマミたちと見滝原で魔獣と戦っていたこと。
以下略



283: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:12:56.53 ID:Vc5e54U90

「ふっざけやがって……、ここまであいつの予定通りってことか」

パオフゥが怒りを露わにする。

以下略



284: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:14:43.32 ID:Vc5e54U90

「そんなこと……信じられません」

「信じるかどうかはどうでもいいんだ。
俺たちはこっちの世界で生きて、ニャルラトホテプの野郎と戦った」
以下略



285: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:16:42.10 ID:Vc5e54U90

しばしの沈黙ののち、克也も合流する。彼がその部屋のドアを開けた
ときに感じた重苦しい空気が、事態の重さを物語っていた。皆が一様に
無言。どこからか手に入れたレンズ部分の大きなサングラスを無言で
さやかに渡す。色の濃い、さやかには必要なサングラスだ。
以下略



286: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:18:33.19 ID:Vc5e54U90

「大方、噂について聞いて回る雑誌記者がいる、とか噂流したんだろ」

ニャルラトホテプが噂を現実にする際、実在の人物であればその人の
過去に関係なくその内容が事実になる。実在しなかったり故人であれば
以下略



287: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:20:25.65 ID:Vc5e54U90

「許せない……」

マミのそれまで挫けた心に灯が燈る。それはゆらゆらと燃え上がり、
次第に大きくなる。
以下略



288: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:22:16.41 ID:Vc5e54U90

「けれども、その黒幕はどこにいるの? 何が目的なの?」

「居場所はわからない。けれど、嵯……、パオフゥたちが調べて
狙いがある程度わかるはずだ」
以下略



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