過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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289: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 21:25:05.46 ID:Vc5e54U90

モデルのような美女が夜の見滝原を歩く。途中まで車で移動していたが
軍隊に気取られることを恐れ、徒歩での侵入を余儀なくされた。
彼女もまたペルソナ使いである。桐島英理子。やはり城戸玲司や
黛ゆきのと共にあの異変と戦い、達哉たちと共に悪意と戦った女性だ。

手慣れた、本当に鮮やかな手並みでラストバタリオンの兵士たちを
倒し、指定された合流地点へ移動する。そこに待っていたのは、やはり
旧知の知り合いだった。
だが彼女はそこに、知らされていない人物がいることに気付き驚く。

一人は、バラエティに引っ張りだこのユーモア溢れる友人、上杉秀彦。
彼もまたペルソナ使い。
そして、もう一人もまた、ペルソナ使いである。これであの大事件に
遭遇した高校の出身者のほとんどが集まったことになる。

「あ、あなたは……」

「でひゃひゃひゃ。その顔が見たくて、俺様が呼んどいた」

お調子者な言い回しに、英理子は困ってしまう。何しろ、今なお彼女
の心に燃え残っている小さな灯の原因だからだ。
彼はあの頃の表情のまま、ニコリと笑った。

その耳には、出会った当初から変わることのない特徴的なピアスが
付けられていた。


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