過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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303: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:29:45.62 ID:lGf5VtO70

続々と警察署に集まる面々。魔法少女たちは克哉たちに任せ、達哉は
旧知の友人を一堂に集めていた。
もっとも、彼にはあのときの戦いの記憶はない。すべて伝聞系だ。だが
のちのちに聞いた事情から、彼らが信用のおける人間だときかされて
いる。それと信じ、事情を話す。

南条圭、桐島英理子、黛ゆきの、城戸玲司、上杉秀彦……そして、彼。

事情を知り、飲み込み、そのうえでなお戦おうという、ペルソナ使い。
彼らはもはや学生ではない。社会に某かの責任のある大人だ。
ゲームや漫画の様に、救世主ごっこに現を抜かす年齢ではない。
ではないにも関わらず、こうして協力に応じてくれている。

「来てくれて、ありがとうございます。力を貸しに来てくれて……」

達哉が口火を切り、頭を下げる。見知った顔、見知らぬ顔に。

「礼は、すべて終わってからにしよう。
これから皆に各々にお願いすることがある。頼めるだろうか」

南条が礼を遮った。彼はパオフゥから連絡を受け、いち早く行動を
起こした人物である。
戦場となる見滝原住民の保護や敵が狙いそうな施設、行動原理などの
情報を集め、それによる対策を立てていた。



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