過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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302: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:28:59.58 ID:lGf5VtO70

一瞬顔が赤くなるマミだが、すぐに気を取り直す。魔法少女の衣装なら
復元するのだから問題はない。そう思い変身する。

「これなら平気です。止めないでください」

衣服のことを口実に、足止めをしようとしたとマミは判断した。

「魔法が解けたら全裸でしょ。適当に見繕ったからこれ着なさい」

彼女は下着メーカーに勤めていた経緯がある。そのため、ある程度で
あれば女性の体であれば目測でサイズがわかる。またその時のつてを
使い、マミの衣類を探してきたのだという。
そんな形で手に入れた衣服を紙袋で受け取る。気まずそうに着替える
マミに対し、うららは呆れたようにつぶやく。

「いいスタイルしてるわね。まだ中学生なのにさ」

「そ、そうですか?」

赤面しつつも場違いな言葉にマミは腹を立てる。自分のスタイルが
あれこれ言われることが多く、正直げんなりしているのだ。
……などというと、世の女性たちを敵に回しそうな気もするが。

「でも、あんたら中学生なんだ。もうちょっと大人を頼ってよね」

とポケットをまさぐり、何かを探している。煙草の箱だ。だがそれが
空だと気付くと手の中で握りつぶす。いつかやめようと思っていはいる
のだが、なかなか踏ん切りがつかない。

「こっちで準備してるんだ。明日まで待ってくれないかい」

泣きぼくろがセクシーな瞳で、ウィンクした。



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