過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/08/11(日) 23:10:21.93 ID:BcUHOC+i0
さやかと杏子が前衛を務め、マミとほむらが援護射撃をする。それはかつて行っていた
連携そのものだった。だが悲しいかな、ほむらにその記憶はない。
いや、あるにはあるのだが世界の改変に立ち会った彼女の記憶は、さやかの消滅から
始まっていた。そのため彼女の記憶には同じ時間帯で違う記憶が存在する。
ループを繰り返した彼女にとってそれを受け入れることは造作もないだろう。
だが常人であればそのような記憶は混乱と破綻の元だ。
『七人分ってのは、伊達じゃないね』
「元々選ばれた人たちですもの、強いはずよ」
聖槍騎士に選ばれた時点ですでに強力な魔法少女だったのだろう、とマミは
言いたいのだ。それを裏付けるように、凄まじい攻撃を仕掛けるワルプルギスの夜。
それがほむらの知るそれとまったく同一かどうかは不明だ。だがそれに匹敵する猛悪さを
秘めていた。
マスケットを巨大にし、三脚すら組み合わせたそれをマミは正確に撃つ。魔獣相手では
ここまで巨大な攻撃力は必要なかった。だが相手の巨体から必要と判断し使用している。
魔獣同様、避けるような行動をとらないせいか、面白いように当たる。だが当たるだけで、
実際には効果があるかがまったくわからない。外装に傷がまったくつかないからだ。
身の丈を優に越える巨大な槍に乗り杏子が突進する。逆さまにぶら下がる人形部分に
かろうじて突き刺さったものの、こたえている様子はない。
「ダメージになってんのかよ!」
「諦めないで! 皆さんがきっと応援をつれてきてくれるわ!」
マミの叱咤が飛ぶ。年長者としての立場もあるだろうが、彼女の言葉で皆が
動くのも確かだ。彼女の英雄として、正義の味方としての意思が徐々に
強くなっていった。
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