過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/02/19(火) 21:18:39.76 ID:REMLGFyO0
食事が終わり、食器を片づけるマミを手伝うほむら。無邪気に笑う
かつての先輩。見捨て、見殺しにして、ある時は自らの手で殺めた。
にもかかわらず、マミはほむらを見て微笑を浮かべる。
マミやさやか、杏子は覚えていない、にもかかわらず締め付けられる。
「なんだか今日は、表情豊かね」
「そ、そうかしら?」
図星をつかれて狼狽えるほむらを、マミは微笑んで受け入れる。
マミは思う。ほむらは決して悪い子ではない、恐らく今までの生活で
荒んでしまっただけだ、と。高い戦闘能力を有するのは、その生活に
遠因があるのではないだろうか、と。
さやかは救えなかった。だからせめて、ほむらは救いたい。
そんな思いがマミの今の行動の原理だ。
「少しは甘えてもいいのよ」
「無理やり連れてきたくせに」
「一緒にお風呂に入る?」
「……ちょっと。怒るわよ」
「冗談よ」
お風呂をすすめ、ほむらを部屋から追い出すと、QBと連絡を取る。
”QB? そこにいる?”
”いるよ。周囲を警戒していればいいんだね”
”お願いね。暁美さんをゆっくり休ませたいの”
”ジョーカーや杏子が来たら知らせるよ”
QBがマミのマンションを複数体巡回し警戒する。特に、マミの部屋の
ベランダすべてと、玄関には個体を配置。マンションのエントランスと
屋上にも配置した。
”ありがとうQB”
”お礼は必要ないよ。ベテランをむざむざ失うのは僕らとしても
好ましくないからね”
”……それでも、よ”
(相変わらず、ね)
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