過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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70: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:23:50.05 ID:REMLGFyO0

マミに抱きしめられて眠ったためか、ほむらの翌日の目覚めは
悪くなかった。
幸いにして、襲撃はなかった。精神的な疲労や肉体的なダメージは
だいぶ回復したようだ。
学校に行くため朝食を向かい合ってとる。簡単に食パンを焼いて
目玉焼きを作っただけのものだが、栄養補助食品で済ますほむらに
とっては、温かい食事というものがそれだけ助けになっていた。

「ありがとう、マミ」

ぱぁっ、とマミの表情が明るくなる。

(ふふ、やっと名前で呼んでもらえた!)

それは、ほむらにとって自然な心境だった。マミが指摘するまで
気付かなかったらしい。それだけマミに救われたということだろう。

「それじゃぁ、また放課後ね? QB、暁美さんと一緒にいてね」

「うん、わかったよ」

「巴マミ。私は部屋に帰るわ」

またフルネームに戻っていて、マミはがっかりした。そういうのが
すぐに顔に出るのがどうも幼い印象を与えてしまう。

「そう……」

「準備をしていくから、パトロール行きましょう」

また顔が明るくなる。ころころ変わる表情に、ほむらは苦笑した。



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