過去ログ - ジナイーダ「⋯成る程、確かに違うようだ」
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17:>>1 ◆BlOcW4pFmI[saga]
2013/02/11(月) 08:13:08.79 ID:P+kgzanIO
ピンポーン

ソファーに腰掛け煙草を燻らせながらジナイーダの帰りを待っていると玄関の呼び鈴が鳴る
彼女ではない
彼女は帰宅した時呼び鈴など鳴らさない

⋯⋯客か

俺一人の時の来客は苦手だ
かつてインターネサインでジナイーダと戦った時に受けた傷で俺は声を失った
筆談か身振り手振りで自分の意思を伝えるのだがこれがどうにも面倒臭い
付き合いが長い奴なら大体はすぐに察してもらえるが初対面の客などはそうもいかない
押し売りを追い払うのは楽なんだが

煙草を灰皿に押し付け玄関に向かおうとした時

「いるかー?」

声の主は勝手にドアを開け部屋に入ってきた
俺の知る限りこちらが迎え入れる前に部屋に入ってくるのは一人しかいない、エドだ

エド「おう、今日は一人か。ジナちゃんはお出掛け中かい?」

シーラとは疎遠になってしまったがエドとは今でも親交が続いている
適当な男だがまぁ頼りになる
俺とジナイーダが信頼する数少ない友人の一人だ

エド「お前が辛気臭いツラしてるってんで外に若い男でも作ってんじゃないか?ははは」

⋯相変わらず口の悪い奴だ
こいつの言う事は昔から話半分で聞くに限る


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