過去ログ - 老兵や古兵って響きからしてカッコいいよな! というわけでSS書く
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/10(日) 16:29:58.81 ID:Xs4uGvw2o

「へっ、なんだ。だったら話は早いな」
 大蝮は腰に差した刀に片手を置く。
「別にお前を斬って進んでもいいんだぜ?」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/10(日) 16:30:25.81 ID:Xs4uGvw2o

 道場の静寂にぴしりと緊張が走る。
 父は双方斬りこめる間合いのすぐ鼻先で止まった。
 そのまま動かない。動く必要もない。

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/10(日) 16:30:53.40 ID:Xs4uGvw2o

 ざわりと嫌な感触が背中を伝った。
 だが、勝負を止めようにも自分では無理だ。
 焦りだけが頭を満たす。
 その時だった。奥の戸ががらりと開いた。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/10(日) 18:31:39.56 ID:R+i11ztgo
いいぞ


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 09:45:24.59 ID:zd3Kw31so

……

 奥の間からは、時折笑い声が洩れてきた。
 一方の弥助はそれを面食らいながら聞いていた。
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 09:45:59.36 ID:zd3Kw31so

……

 それからはいつものように時間が過ぎた。
 食事をとって、布団に入って。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 09:57:24.22 ID:zd3Kw31so

 それから一眠りはしたはずだった。
 弥助は妙な気配に目を覚ました。

 別にいつもそれほど感覚が鋭敏というわけではない。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 09:57:50.19 ID:zd3Kw31so

(……爺様?)
 見慣れた背格好と歩き方。
 間違いなく祖父なのだが、自信が持てない。
 こんな夜更けに、一体どこへ行くというのだ。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/11(月) 10:15:35.70 ID:UQPXgIoIO
ほほぅ(`・ω・´)!いやこれはよいな!


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/11(月) 10:32:16.23 ID:zd3Kw31so

 夜道を祖父と二人、並んで歩く。
「起こしてしまっていたとはすまなんだ」
 軽く謝罪をよこしてくる祖父に首を振る。
 そんなことは別に問題ではない。
以下略



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