過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」穏乃「阿知賀編！」【阿知賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」穏乃「阿知賀編！」【阿知賀】

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941:ドラキラ ◆tXdh2WZ0lM[sage]
2013/02/15(金) 22:43:48.33 ID:0Dhd4H/L0
～おもちごほーし～

玄「……んっ……あっ……」

玄「は……は……ど、どう……かな？」

風呂場。

掃除中、と看板の立てられた、俺と、彼女だけの風呂場。

俺は裸で、彼女も裸で。

鏡の前、タオルを腰に巻いた俺は、座って、じぃと自分を見つめる。

――そして、鏡に映る、彼女を見つめる。

京太郎「……気持ちいい、です」

玄「……そ、そうじゃないよ！」

玄「今、体洗ってるんだから！」

京太郎「あ、はい、そうでしたよね！」

そう、彼女は俺の体を洗ってくれている。

何でも、最近手伝いを多くしていたのが功を奏したのか、日ごろのお礼、ということらしい。

ベクトルがどっかあさっての方向に飛んでいっている。

何やってるんだ、この人。

と、思いつつも、とめない。

玄「んっ……ぁ……ぅ……」

玄「ぁ……んっ……！」

甘い声がすぐ耳元で聞こえる。

当然だ、抱き疲れるように、俺の体を洗っているのだから。

そう、洗っている、洗ってくれている。

ボディソープを自らの肌に塗りたくって――とっても贅沢な使い方をして。

そして、体をこすり付ける。

柔らかい感覚が、右へ、左へ、右往左往。

あれ、さっきもそこを洗わなかっただろうか……いや、細かくすることはいいことだけど。

そんなことを考えながら、ぼうっと、鏡を見つめる。

俺の体で、彼女の胸は上手い具合に見えない。

とても悔しい、感触だけ感じるなんて。

京太郎「……あの」

玄「ん？」

京太郎「あと、どれくらいで終わりそうなんですか？」

玄「え、えーっと……も、もうちょっとです！」

京太郎「あ、はい」

もうちょっと……さっきもそんな言葉を聴いた気がするけど。

ああ、もう、早く終ってくれ。

我慢できない、何がって、何もかもが。

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