過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」穏乃「阿知賀編！」【阿知賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」穏乃「阿知賀編！」【阿知賀】

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942:ドラキラ ◆tXdh2WZ0lM[sage]
2013/02/15(金) 22:45:23.04 ID:0Dhd4H/L0
京太郎「……」

玄「ぁ……ぅ……っ……」

いや、あの、本当勘弁してくれませんかね。

耳元で甘い声囁かれ続けて、もう限界なんですって。

そもそも、どんなお礼だよ、誰だよこんな入れ知恵したの、ありがとうございます！

……じゃなくて。

……ああ、もう、せめて前にいてくれたら、もう少しは我慢できるのかもしれないけれど。

彼女がいるところで漏れるだなんて、もはや最低を通り越して畜生だ。

多分、二度と彼女の目の前に現れたくなくなる、それほどに。

玄「……ん、終った」

京太郎「そうですか」

やっと、終った、と喜びのあまり、返答もどこか冷たくなってしまう。

早く洗おう、出よう。

それじゃ、とシャワーに手を伸ばす、が、その手をぬるぬるっとした手に掴まれる。

は、と顔を上げる？

当然、彼女はタオルなど巻いていなかった。

京太郎「～～～～っ！？」

声にならない叫びがあがる。

そんな、俺を諸共せずに、彼女はそのまま、俺の手を掴んで動かない。

その表情からはどこか躊躇いが受け取れる。

戸惑っているのなら、やめよう、そうしよう、な、な！

玄「……よし！」

よくない！

玄「それじゃ……えっと、京太郎君……じゃなくて……お客様……」

玄「……ご主人様？」

玄「ご主人様！」

全裸でそんなこと連呼するのやめてください、死んでしまいます。

思い切り胸が跳ねた、鼓動がそのままやむかと思ったわ。

玄「えへへ、前もごほーししますね、ご主人様！」

京太郎「お、おう……」

玄「あはは、そんな固くならなくても……もっとリラックスしてくれていいんですよ」

玄「ご主人様！」

玄「……ご主人たま？」

京太郎「ご主人様で結構です」

玄「えへへ」

玄「それじゃ、ご主人様、お顔を拝借しますねー」

京太郎「へ？」

むぎゅ、と。

埋められる――まさに、この表現が正しかった。

双子の丘が俺の頬にかかる。

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