過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」
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874: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2013/03/06(水) 01:48:02.45 ID:D6qOGa7wo
キャスターの背中に手を回す。腰を回って、手と手が背中でふれあう。
お腹に筋肉がついていて、お母さんと比べるとちょっと硬い。

その少しの硬さが、昔、アインツベルンの森で木の幹に手を回した頃を思い出させる。

幹の周りと手の長さがちょうど一緒になる木を見つけて喜んだのは何年前のことだったろう。
あの頃は、私の身体が大きくなるのをお母さんが喜んでくれて、そんなお母さんを見るのが嬉しかった。

第四次聖杯戦争のあともしばらく続けてみたけれど、私の身体はもう成長を止めてしまった。

「キリツグさんに最初に言いたい言葉が決まったら、キリツグさんの居場所、教えてあげる」

「えっ?」

「切嗣さんと、お話するんでしょ?」

安心させておいて、突然とんでもない事を口に出す。
彼女のそういう手口は分かってきたつもりだったのだけど、それでもいつの間にか警戒を解いてしまっている。

「キャスターはキリツグがどこにいったか知ってるの?」

「ほらほら、後で教えてあげるから、今は切嗣さんに言いたいことを考えて」


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