過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[saga]
2013/05/05(日) 21:40:25.26 ID:qInTxDhJ0
能力の暴走の仕方は様々であるが、最も酷いのは能力が許容量を超えた出力で一気に解放されたときである。
その力に肉体が耐えることが出来ず、人体が欠損、もしくは爆散という結果になる。
爆散した場合は当然皮膚やら肉片やらが周囲の空間に飛び散ることになり、
ホラー映画も真っ青な、スプラッタな光景が辺り一面に広がることになるのだ。
だが彼らにとっては『その程度のこと』は日常茶飯事であるため、それを見たとしても動揺するようなことは無いのだが。
研究者「S-16番はこれで良いとして、U-09番はどうしている?」
助手「アイツですか? さっき見たときは部屋にいなかったんで、何処かほっつき歩いているんじゃないッスかね?」
研究者「またか・・・・・・未だにここの地理を把握できていないというのに、行動力だけはある奴だな」
助手「事あるごとに迷子になってますからねアイツは。 現状でもレベル4、もしかしたらレベル5になれるかもしれないなのに・・・・・・」
助手「今までいろんな能力者を見てきましたけど、あそこまで馬鹿な奴は見たことが無いッスよ?」
研究者「まぁ、それだけ制御しやすいとも言えるがね。 この実験に耐えられているのもそのおかげだと言える」
助手「それは言えてるッスね。 そうじゃなきゃ精神をまともに保ってなんかいられないっスよ」
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