過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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265: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 21:56:57.84 ID:qInTxDhJ0

受話器から聞こえてくる声を無視して強制的に通話を終了する。
いまから重要なデータを本部に送り届けなければならないのだ。下っ端のことなど一々気にしてはいられない。


以下略



266: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 22:03:56.80 ID:qInTxDhJ0

助手「で、どうするんスか? さっさと『被験者』達を連れて脱出しますか?」

研究者「いや、U-09番を至急呼び寄せろ。 『警備員』の相手をさせる。 奴の力を見る絶好の機会だろう」

以下略



267: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 22:05:16.98 ID:qInTxDhJ0





以下略



268: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 22:17:13.27 ID:qInTxDhJ0

『警備員』による研究所制圧作戦開始より少し前。 研究所のとある通路――――



以下略



269: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 22:19:09.65 ID:qInTxDhJ0

彼女は最近、代わり映えのしない能力開発がずっと続いていることに少々嫌気が差してきていた。
なんでも能力や精神が安定しているかを検査するためらしいのだが、そんなことを言われても自分は一切体の不調を感じていない。
そのため彼女は研究者達の心配事はただの杞憂であり、全くのいらぬお節介だと思っていた。

以下略



270: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 22:23:03.94 ID:qInTxDhJ0

U-09番(おもしろいことでもないかな〜と思ったけど、結局何もなかった・・・・・・)



以下略



271: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 22:27:01.79 ID:qInTxDhJ0

U-09番(うぅ〜・・・・・・早く戻らないと叱られちゃうよ・・・・・・)

U-09番(でも道を教えてもらいたくても近くには誰もいないし、歩いている内になんだか周りが暗くなってきたし・・・・・・どうしよう)

以下略



272: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 22:29:02.24 ID:qInTxDhJ0

U-09番(・・・・・・来た道を戻ればちゃんと帰れるよね?)



以下略



273: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 22:31:15.35 ID:qInTxDhJ0

U-09番(・・・・・・このサイレンって、たしか危険な事件が起きたときに鳴るんだよね?)



以下略



274: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 22:32:41.88 ID:qInTxDhJ0

突然懐にあった何かが振動し始めたことで彼女はその場で飛び上がるが、すぐに自分が肝心なことを忘れていたことに気づいた。
もし何かあった場合すぐに連絡が取れるように、小型の携帯端末を渡されていたのである。
とは言ったもののそれを使うようなことは殆ど無かったため、そんな情報は物忘れの激しい彼女の頭の中には欠片も残っていなかった。

以下略



275: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/05/05(日) 22:35:14.10 ID:qInTxDhJ0

助手『・・・・・・その様子だとやっぱり迷子になってんのかお前は。 毎度毎度懲りない奴だな』

U-09番「だってぇ・・・・・・部屋にいてもつまんないんだもん」

以下略



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