過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2013/02/25(月) 01:43:00.93 ID:83FoH3vC0
当麻は一見何の変哲もない右手を見る。
自分の右手は超能力や魔術といった超常的な力にはほぼ無敵だ。
規模が大きいと打ち消せずに押し負けてしまうが、そうでない物に関しては触れるだけで打ち消すことが出来る。
しかし裏を返せば超能力や魔術が関わっていないもの、例えば銃弾とかナイフとか人間の拳には全くの無力だ。
ここ一年近くの間、様々な荒事に巻き込まれたり首を突っ込んだりしたおかげで、危機察知だとか回避能力は相当鍛えられていたが、
さすがに銃弾を避けたり多人数を相手に殴り合いで勝ったりすることは出来ない。
もし彼女の言うとおり相手が魔術だけではなく、そういった攻撃手段を持ち合わせているとしたら・・・・・・
首謀者が魔術しか使わなかったとしても、その仲間もそうであるとは限らない。
戦場では自分の身は自分で守らなければならないのだ。
この事件に協力したとして万が一その状況になったとき、土御門やパチュリーの足を引っ張ることになる。
おそらくそうなることを見越して土御門はパチュリーを介して当麻に忠告したのだろう。
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