過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2013/11/03(日) 22:34:02.16 ID:RY4ObNp30
慌てて時計を見ると、確かに咲夜の言う通り5分弱の時間が流れてしまっていた。
どうやらかなりの時間考え込んでいたようだ。
思考に夢中になりすぎて目の前の患者を放置してしまうとは、とんだ失態を犯してしまった。
まだまだやることは山ほどあるというのに、ここで時間を食ってしまっては今日の予定が狂うことになってしまう。
それに次は冥土帰しも参加する重要な診察が待っている。ただでさえ忙しい彼に迷惑をかけてはならない。
不死の薬「患者をそっちのけで考え込むなんて私としたことが……」
咲夜「大丈夫ですか?」
不死の薬「えぇ、待たせちゃってごめんなさいね。 えっと、今度は『AIM拡散力場』の測定ね」
不死の薬「測定機器がある部屋はここから少し離れたところだから、そこまで歩く必要があるわ」
不死の薬「体は大丈夫? もし歩くのが辛いのなら、車椅子を用意するけど」
咲夜「大丈夫です」
不死の薬「そう? なら、早速いきましょうか。 冥土帰しが待っているわ」
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