過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ!」 3クール目【仮面ライダー】
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373:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/13(水) 03:13:59.09 ID:VN+Hq1BM0
呼び出しの次の週。俺は自分のお得意先の接待に先輩を連れて行った。

正確には、部長に頼み先輩を同行してもらえるように頼んだのだ。


「部長がおまえの得意先の接待について行けっていったから来たんだからな。」と勝ち誇ったかのような顔で先輩が言う。

俺は無視して、接待の店に向かった。

先輩は俺から仕事を奪えると思っている。

違う。この得意先は親戚の友人だからそんなことはない。


接待の店は座敷が一つ一つ隔離されているかなりのランクの店。

普通はこんな接待はない。


先輩は「めっちゃええ店やん!大丈夫なんか?」とビックリしている。


「ええ。先方の知り合いの店らしく、値段は原価だけ払います」というと、さらに先輩はニヤニヤ。

部屋に入ると先方はすでに待っていて先に食べはじめていた。


「おぉ、たいち君!すまんな、先にはじめているよ」と社長の上野さん(170ぐらいの小太り、52歳)が言う。

「いえいえ、気にしなで下さい。」と慣れた感じで挨拶を交わし、先輩を紹介する。

その後、接待自体は何を話すでもなく、普通の雑談で終わっていった。

二時間もしたころ「すいません。私はそろそろ…」と俺は席をたった。

「あぁ、今日はこの後アレだったね。健二君はどうするんだ?」と上野さんは言った。

俺が答えるより早く「社長がよろしければもう少しお付き合いさせて下さい!」と申し出た。

やっぱり先輩は仕事をとる気だ…

「おぉ!ええよ。ええよ。」と社長は上機嫌。


俺はそんな2人を残して部屋をさる。

そして、隣の部屋に。

実は事前に上野さんにお願いをしていたのだ。

今回の接待で先輩が自分をたてるような場合は、先輩もなんらかの仕事をまわしてほしい。しかし、自分の仕事を奪うようなことがあれば反省させて下さいと…

2人きりになってしばらくはした頃…
「たいちとは仕事して長いんですか?もし良かったら私と仕事しませんか?仕事の内容は負けません。これが企画案なんで良かったら見て下さい」と切り出した。

やっぱり…先輩…

「ん?なんだね?たいちとは仕事を辞めて、君と仕事をしろというのか?」
「はい!」

すると上野さんは
「君は彼が用意した場でそんなことをいうのか!そんなことを言うやつのいる会社とは仕事はやめだ!会社には私から君の今回の件を話して、今後の仕事はせん!」と怒鳴りつけた。
「すいません!それは勘弁して下さい」


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