過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
1- 20
284: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:13:56.47 ID:Vc5e54U90

話を聞いたネミッサはにやっと笑った。そして、嬉しくて仕方ない
という顔をした。非常に明るい声で返事をする。

「いいわよ、協力するわ! むしろやらせて!」

「ありがとう。君なら承諾してくれると思ったよ」

「当然よ。……あ、でもパパさんやそっちの方はいいの?」

その提案は、慣例とは大分違う。ある種奇抜な提案だった。息子や娘の
門出にふさわしいかどうかがネミッサは気になっていた。ちなみにこの
彼女らしからぬ気遣いは、冠婚葬祭をする経験が多少あるからだ。

「ええ、いいんです。むしろ他の誰よりも適任だと思います」

「あの子のことを貴女がどれだけ大事に思ってくれたか。
娘や彼から十分すぎるほど聞いていますから」

「だから、これは貴女へのお礼でもあるのです。私たち夫婦からの」

「それを聞いてしまっては、私どもも了承せざるを得ません。
いいえ、むしろ私たちからもお願いしたいくらい。
是非息子の結婚式に協力してください」

「僕からもお願いするよ。引き受けてくれないかい」

ここまで言われては、ネミッサに断る理由はない。むしろ喜んで
その役目を引き受けた。
彼女への恩返しになる。その方法を探していた彼女にとってそれは
朗報以外の何物でもなかった。

「そうとなれば早速……」

彼女は一つの提案を全員に伝え了承を得ると、すぐさまとあるところに
連絡をした。これからその準備をするという。
相変わらずのフットワークの軽さである。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
514Res/519.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice