過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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283: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:11:12.16 ID:Vc5e54U90

マミも真面目で勤勉、そして格闘家とは思えぬほど優しい性格の彼に
ゆっくり、ゆっくり魅かれていった。このころのかなり早い時期に
ネミッサにも紹介した。その時点ですでにマミの中で気になる存在に
なっていたのだろう。

料理学校にともに通い、二人で創意工夫、切磋琢磨していくうちに恋に
落ちた。知り合ってから実に十年。プロポーズは彼から。

『一緒にお店をやろう。小さくてもいい。皆を笑顔にするケーキ屋を
やらないか』

それがプロポーズの言葉だったらしい。マミはそれを笑顔で受け入れた。
真っ先に報告を受けたネミッサは、手放しで喜んだ。
ちなみにそんなに時間がかかったのはいろんな原因がある。けれど彼が
その話をするたびに友人たちから長いだの奥手だの臆病者だのと、
罵られるらしい。


そんな彼の両親に挨拶と紹介をされ、席につく。なんで呼ばれたのか、
ネミッサには見当もつかない。

「久しぶりです、ネミッサさん。娘がお世話になっております」

「こんにちはパパさん。足調子よくないって聞いたわ。大丈夫?」

「それがですね、そのことでネミッサさんに折り入ってお願いがね」

「ん? そのためにアタシ呼んだの?」

「そうなんです。実はですね――」



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