過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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288: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:23:26.64 ID:Vc5e54U90

半ば呆然としたまま歩く新婦に上手く合わせていたのはモーニング姿の
ネミッサ。
ぶっつけ本番のはずなのに、小器用に歩幅を合わせる二人。それは長年
一緒に暮らした二人だからこその芸当だったのかもしれない。

「ご友人の皆様にご説明いたします。本来ならば新婦のエスコートは
お父様にお願いするところですが、お足下に不安があるということで、
古くからの友人であり、ルームメイトのネミッサさんにお願いすると
いうことです……」

進行役が事前に用意した説明をアナウンスする。
ネミッサの堂々とした姿に皆があっけにとられている中、悠々として
エスコートしている。
ちょうどほむらたちの隣を横切った時、マミの頭越しにウィンクを
する余裕すらあった。

「お二人はあの見滝原大災害の頃お知り合いになり、お互いに
大変な時期を支えあい励ましあった、姉妹のような関係とのことです。
ご両家ご親族の承諾の元、ネミッサさんがエスコートを……」

だが、それを見たほむらは泣きたくなった。彼女の思い、恋心を知って
いたから。どれだけネミッサが彼女を思っているか、慕っているか。
仲良くなるよう頼んだほむらの心が軋む。

(ここまで仲良くなれなんて……頼んでないじゃない……)

ネミッサの真意を測りかね、ほむらは困惑した。



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