過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
1- 20
289: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/05(日) 22:26:19.89 ID:Vc5e54U90

バージンロードの中央付近で立ち止まる二人。それを迎える新郎。
まず、参列席の新婦父に一礼する。ついでネミッサに一礼。

「ありがとうございます。大成功ですね」

「これ以上ないってくらい、呆気にとられてるわよ。
……ここからはアタシ行けない。アンタに託すわ」

「はい、任せてください。絶対に、幸せにします」

新郎はそれに目礼で返すと、新婦の手を取る。やっと我に返った新婦は
促されるまま歩く。そしてそのときようやく、ネミッサの方を向き
立ち止まる。

今まで一緒にいたこと、楽しかったこと、喧嘩したこと、節目節目で
見守ってくれたこと、抱きしめてくれたこと、唇を二度も重ねたこと。
それらを思いだし、歩けなくなってしまったのだ。

「マミちゃん、お幸せに……、いってらっしゃい」

満面の笑みで送り出す。

マミにとってネミッサは娘であり、妹であり、姉であり、一番のお友達
であり、そして何より、まぎれもなく恋人であった。
それをマミ自身は思い出したのだった。

その一言に、マミは大粒の涙を流した。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
514Res/519.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice