過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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385: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/09(日) 20:52:08.20 ID:m3OwlXof0

ともあれネミッサまで入れれば六人で押しかけるのもどうか、という
ことで、結局はほむらの部屋で行うことになった。飾りつけの手伝いに
まどかの使い魔たちにも頼むという。彼女ら――シヴァ以外はほぼ女性――は
嬉々として快諾してくれた。ちなみに、手伝う彼女らもパーティに誘ったが、
さすがに人数が多すぎると辞退されてしまった。

「でさ、気になるんだけど、『まどか』はずっとここにいてくれるの?」

さやかの何気ない疑問。それは確かに全員の疑問でもある。というのも
『まどか』はまどかと契約を交わしていない。保護という形でまどかの
スマホからマグネタイトをもらっているだけだし、まどかも使役する
(シヴァあたりからして全員と友達感覚ではあるが)つもりがない。
『まどか』に害意がまるでないためもあるが、完全にお友達感覚で
接していた。

『まどか』は嬉しかった。さやかの『いてくれる』という表現に気付いた
から。だからとてもにこやかに笑ってこういう。

「いていいのかな?」

「いいんじゃない?」

「私はいて欲しいわ」

「私もいてほしいな」

「あたしもそうだな」

『まどか』は表情を明るくして笑顔を見せた。隠しごとを露ほどにもみせずに。
そうして、月末のクリスマスイベントに向けた和やかな会話が続いていった。



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