過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/07/13(土) 00:42:20.01 ID:wMXdjl1Q0
カーマは全く躊躇わず、誘惑の矢を放つ。
それにシヴァは気付いた。矢そのものではない。カーマの覚悟に。
(カーマ……。よかろう。お前の覚悟に応えよう……せめて、避けろよ)
シヴァがいなければあの竜巻は結界内すべてを覆い尽くすほどのものに
なっていたはずだ。それを彼は必死に抑えてた。本霊であればともかく
分霊では、万分の一も力もない。だがまどかの命令であれば必ずこなす。
彼もまた、まどかの博愛を愛した。
カーマから放たれた矢を避けることなく受け止める。そこから湧き上がる
怒りに身を任せ、すべて第三眼からの力に注ぎ込む。
「一度ならず二度までも! その身を焼かれたいかカーマァァァァ!!」
シヴァの身の丈を超える直径の炎の柱が放たれる。カーマを焼き、夜を
破壊するに余りある熱量の炎はカーマと夜に直進する。途中割って入る
使い魔を一瞬で蒸発させても、些かの衰えもない。微動だにせず
その位置で見つめるカーマは、その炎の中に姿を消した。
夜はその熱量に対し魔力弾を瞬時に発生させる。夜が瞬間的に作り出せる
最大の量のそれは、すべてパスパタを迎撃するためだけに撃ち出された。
離れた位置にいた魔法少女ですら顔が熱さを感じるほどの超高熱。
竜巻を貫き、瓦礫を蒸発させ、魔力弾をものともせず、夜に直撃した。
夜の胸に当たり、巨大な穴をあける。右腕が根元からもがれて落ちる。
ワルプルギスの夜が、轟音を立てて墜落する。けたたましい笑い声も、
悲鳴に聞こえるほどの音を立てて。歯車を地面に突き立てるように
落下すると、周囲に凄まじい振動が生じた。
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