過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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465: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/07/21(日) 21:55:23.41 ID:NxGJIQe/0

そんな打ち上げも終わった。だが数日は事後処理が続きネミッサは雑務に
忙殺されていた。主に戦闘のレポート作成に時間が取られている。
その間、雷堂はカフェー(笑)に魔法少女を連れて行くし、ライドウは
後輩のサマナーに特別に実地訓練を施していた。

伝説の魔法少女たちも各々がのんびりとすごしていた。さやかと杏子は
百年後の街が珍しいのか、緊急時以外魔法を使わない、という条件のもと
外出許可を貰って散策していた。最も、魔法を使わなくてはならないような
事態にはまずならないだろうが。

「それじゃ行ってくるよ。お土産買ってくるよ」

「私たちも行ってきます」

「行ってらっしゃい。気を付けてね」

『まどか』とともにあるまどかとほむらも、似たようなものだったが
よりこちらはよりデートの趣が強いらしい。困惑するほむらの腕を
引っ張る様に外出していった。
そんななか、マミだけがネミッサの手伝いをしていた。ネミッサの役に
立ちたいというのもあるし、そばにいたいと思っていたからだ。これも
ある種デートであるかもしれない。

「あなたはいいの?」

「なにが? ……ああ、いいのよ。みんな誰かの役に立ちたいのよ」

意味の通らない答えに訝しがるネミッサ。微笑し補足するマミ。
さやかと杏子は互いの、まどかはほむらの役に立ちたくて外出をして
いる。それと同じことをマミはしているのだと主張する。

「それに、パティシエのときから得意なのよ。
大好きな人のために……、朝から晩まで働くのはね」

そんなマミのウィンクにネミッサは呆れたふりをしたが、
内心とても喜んでいた。それは遠く望み、手放した、幸せ。


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