過去ログ - ビッチ・2
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380:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 22:40:13.74 ID:mxiU2Byio

「おまえさ」

 池山は有希の手を振りほどきはしなかったけど驚いてはいたようだった。

「どうしたの」

「何かさっきとは別人じゃねえか。いったい何を考えてるんだよ」

「多分今はさ。あんたと同じことだと思うよ」

「・・・・・・」

「ちょっと待って」

 有希は多分これまでSPIDERの前で目立たないように時間を潰していいるであろう父の運
転手に電話した。

「遠山さん?」

「はい」

「今日はありがとうございました。でももう帰っていただいて結構ですから」

 有希は父親から父の部下や使用人に対しては敬語で話すように躾けられていたのだ。

「え。パパに確認しなきゃいけないんですか」

「そうですか。パパからそう言われているんですね」

「・・・・・・わかりました。パパに連絡したら電話ください」

「誰に電話してたんだよ」

 池山が不審そうに聞いた。あんたが暴走したときのためのボディーガードにだよ。有希
は胸の中で答えた。

 有希の携帯が鳴った。

「パパとお話したんですか。うん、そうですか。じゃあ、今日はお疲れ様でした。ちゃん
と日付が変わる前には変わりますから。うん、一人で夜道を歩いたりはしません。タク
シーならいいでしょ?」

「じゃあ、おやすみなさい」

「だから誰と話してたんだよ」

 池山が再び聞いた。

「ちょっとね。あんたこそ、明日香って彼女?」

「いや。そういうわけじゃ」

「明日香って子、兄友って人と浮気したの?」

「・・・・・・おまえ。いったい何者だよ」

「単なる純粋無垢な中学生だって」

「・・・・・・俺はどうすうりゃいいんだ」

「あたしと契約しなさい。そしたらラブホに行ってあなたの好きなようにさせてあげる」

「・・・・・・おい」


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