過去ログ - 和紗ミチル「バレンタインは悲劇しか生まない」
1- 20
51: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:30:35.96 ID:3EzNvfruo
お互い沈黙していると、どこからかブツブツと呟く声が聞こえて来る。

サキ「落ち着け私落ち着け私落ち着け私落ち着け私落ち着け私落ち着け私落ち着け私」

声の主は、浅海サキだった。
以下略



52: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:31:26.25 ID:3EzNvfruo
続いてその場に姿を現したのは、みらいだった。

みらい「………」

人形を抱きしめながら俯いている。
以下略



53: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:32:22.89 ID:3EzNvfruo
里美「え、あれ……?」

続いてその場に姿を現した里美が、その場の異様な光景を見て思わず呟く。

みらい「さ、里美まで……?」
以下略



54: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:33:19.37 ID:3EzNvfruo
これで、5人がその場に揃う。

全員目的の場所が同じである為、その場を離れることも出来なかった。

一番自然なのは、ミチルの家に用事があるからついでだしみんなで入ろう、なのは間違いなかった。
以下略



55: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:34:25.90 ID:3EzNvfruo
沈黙を破ったのは、最後にその場に現れたカオルだった。

カオル「みんな?何やってんの、カズミの家の前で」

海香「か、カオル……?」
以下略



56: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:34:58.93 ID:3EzNvfruo
ガチャリと、ミチルの家の扉が開く。

そこから顔を出したのは、みんなが来ない事に疑問を覚えて出て来たミチルだった。

ミチル「あ、みんな!もう、遅いよー。もう7時回ってるよー?」
以下略



57: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:35:36.03 ID:3EzNvfruo
居間には、飾り付けられた内装が広がっていた。

ミチル「改めまして、ようこそわたしの家へ!」

カオル「おー、これカズミ一人でやったの!?」
以下略



58: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:36:15.42 ID:3EzNvfruo
ミチル「わたしもね、数えてみたらびっくり!こんなことってあるんだね!」

カオル「飾り付けくらい、言ってくれればみんな手伝ったのに。水臭いなぁカズミは」

ミチル「一応、わたしがみんなを魔法少女に勧誘した形だからね!こういうのは、わたしがやろうって決めてたの!」
以下略



59: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:36:44.48 ID:3EzNvfruo
ミチル「ほらほら、座って座って!わたし特製の料理もたっくさん用意したんだから!」

カオル「うお〜!ミチル特製フルコースだぁ〜!部活帰りだからこれは嬉しいなぁ〜!」

海香「そっ、そうね……」
以下略



60: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:37:37.38 ID:3EzNvfruo
ミチル「えー、ゴホン!」

咳払いをひとつして、ミチルは全員を見渡す。

ミチル「それでは僭越ながら、わたしから挨拶させてもらいます!」
以下略



61: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:38:15.24 ID:3EzNvfruo
―――後日。

海香「今日は集まってくれてありがとう、みんな」

その場に揃ったニコ、サキ、みらい、里美の顔を眺めて、海香がそう言う。
以下略



74Res/45.49 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice