11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/16(土) 15:29:01.81 ID:8QgSVPYT0
小鳥「へぇ、おばあちゃんっ子なのかな?雪歩ちゃんは」
雪歩「はい、おばあちゃん大好きでした」
雪歩「うちってお父さんもお母さんも忙しくて…」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/16(土) 16:06:58.04 ID:8QgSVPYT0
雪歩「おじいちゃんとおばあちゃんは会社の仕事仲間だったんですけど」
雪歩「おばあちゃんはおじいちゃんのことが好きで」
雪歩「でも自分から話しかけることはできなかったって言ってました」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/16(土) 16:09:02.93 ID:8QgSVPYT0
雪歩「…実はおじいちゃんってすごく怖い顔してるんです。えへ」
雪歩「私は小さかったから、別に怖いとは思わなかったんですけど」
雪歩「若い頃は今よりもっともぉ〜っと怖かったのよ、っておばあちゃんは言ってました」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/16(土) 16:28:20.31 ID:8QgSVPYT0
雪歩「ふふ、おじいちゃん普段はムスっとしてるから」
雪歩「おじいちゃんしばらくもごもごしてたらしいんですけど、」
雪歩「『君のお茶はいつもうまい。ありがとう』って」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/16(土) 16:37:49.14 ID:8QgSVPYT0
雪歩「そしたら数日後に、またおじいちゃんから声をかけられたそうです」
雪歩「ふふ、おじいちゃんなんて言ったと思います?」
雪歩「なんと」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/16(土) 16:58:19.90 ID:8QgSVPYT0
雪歩「おばあちゃん一応納得したらしいんですけど」
雪歩「それよりどうしても譲れなかったのが」
雪歩「一生に一度のプロポーズを自覚のないまま受けてしまうなんて、って」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/16(土) 17:00:09.44 ID:grSWxoEK0
俺得なスレだ 支援
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/16(土) 17:40:32.47 ID:8QgSVPYT0
雪歩「その話を聞いたとき、『あぁ、いいなぁ』って思ったんです」
雪歩「恥ずかしくてお茶を淹れることでしか気持ちを表現できなかった若いころのおばあちゃんも」
雪歩「ちょっと的はずれなことを言っちゃった、でも真剣な若いころのおじいちゃんの言葉も」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/16(土) 17:44:50.55 ID:8QgSVPYT0
雪歩「…おばあちゃん言ってました」
雪歩「『雪歩も、大切な人には気持ちを込めてお茶を淹れてあげなさい』」
雪歩「『言葉にしなくても、気持ちはきっと伝わるから』って…」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/16(土) 17:49:24.18 ID:8QgSVPYT0
小鳥「うぅ…いい話だわぁ」ウルウル
雪歩「すいません…音無さん?」
小鳥「小鳥!!」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/16(土) 18:18:17.95 ID:8QgSVPYT0
―小鳥「てなことがありましたねぇ」
P「…」
小鳥「懐かしいなぁ」
33Res/14.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。