過去ログ - 勇者「出来損ないの魔法使い?」2
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228:『10章 王国連合軍と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/27(水) 13:19:37.33 ID:F5W2oB0t0

女商人「そう言うと思った。でも、私はこの国を勝たせることができる」

勇者「どういうことだ」


女商人「私が持ち込んだものは、武器と油と火薬。この国では圧倒的に足らないものじゃないかなぁ」

勇者「武器は分からないが、油と火薬が足らないなんてないだろう」


女商人「この国は、これから戦争だ。だからこそ、足らない」

勇者「言っている意味がわからない」


女商人「いいか? 物資があれば、それだけ戦術の選択枝が増えるんだ」

女商人「だからこそ、この商売はお互いにとって有益なものになる」


勇者「ふむ」

女商人「さらに、兵糧になる水や食物を微量ながら持ち込んだ。私が所有する馬車7台、いっぱいにな」


勇者「一人1台の馬車で持ってきたのか」

女商人「流石に疲れたよ。まぁ私は私の近衛に馬車を任せたけどね」


勇者「……」

女商人「一端の商売人が、王族と……ましてや王さまと謁見なんてできない。だから、私を紹介して欲しいんだ」


勇者「……じゃあ、一つ条件だ」

女商人「なに、言ってみて」


勇者「この戦争に協力してくれ」

女商人「その対価は」


勇者「そちらの物資を買うように王族たちを説得しよう」


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