過去ログ - 勇者「出来損ないの魔法使い?」2
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535:『最終章 ……と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga sage]
2013/03/10(日) 00:46:56.29 ID:DL14nIgr0
訂正



ドラキュリーナ「では、私も殺すおつもりかしら?」

勇者「それもしない」


ドラキュリーナ「あら。それは何故?」

勇者「紳士との約束だからだ。お前だけには何もしないと」


ドラキュリーナ「甘いですわ!! こちらは、お父様を奪われた悲しみ、憎しみで毎夜毎夜胸が張り裂けそうな思いをしているというのに!」

ドラキュリーナ「絶対に殺して差し上げましょう。私の殺意を思い知れ!」


勇者「ああ。全部受け止めるつもりだよ」


メイド「お嬢様……」

ドラキュリーナ「メイドはここにいなさい。これは、私と勇者一行の問題。私とあの人間たちでつけなければならない決着なのよ」


メイド「しかし……っ!」

ドラキュリーナ「これは命令よ。気高き吸血鬼一族であるならば、この決闘を汚させない」


勇者「流石はあの紳士の娘だ」

ドラキュリーナ「光栄ですわ。お父様を殺した人間に褒め称えられるなんてね」


勇者「皮肉じゃないんだぞ?」

ドラキュリーナ「もちろんわかっているわ」


メイド「ですがお嬢様……。まだお嬢様は!」

ドラキュリーナ「いいのよ。勇者たちが魔王なんかに殺される前に、私が殺さなきゃ」



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