過去ログ - 勇者「出来損ないの魔法使い?」2
↓ 1- 覧 板 20
9:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[sage]
2013/02/19(火) 16:41:36.32 ID:88Xhb8p20
エルフの騎士「そ、そうか」
王子「その瞳、声、鼻、唇。一時も忘れはしませんでしたよ」
エルフの騎士「なんと言えばよいのか……」
王子「はははは!」
勇者「お話しの途中で申し訳ないのですが、王子。用はなんですか」
王子「そうでした。重要なことを忘れていました。これも、麗しの君の罪」
エルフの騎士「私のせいにするな!」
勇者「ははは……。それで、重要なこととは?」
王子「はい。私は依頼にきました」
勇者「依頼ですか。しかし、今の俺には何も……」
王子「いえ、用があるのは勇者殿ではないのです。麗しの君、あなたに」
エルフの騎士「わ、私なのか!?」
勇者「エルフの騎士に何か」
王子「用件はは一つ。私の護衛をしていただきたい」
勇者「護衛、ですか」
王子「エルフの騎士、私とともに兵力を集めて頂けないでしょうか。その間だけでよろしいので、護衛をお願いしたいのです」
エルフの騎士「どういうことだ」
勇者「説明はしてくれますか?」
王子「もちろんです。立ち話しも何ですので、こちらへ」
701Res/491.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。