過去ログ - 勇者「出来損ないの魔法使い？」２
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2013/02/19(火) 22:25:36.48 ID:88Xhb8p20
兵士「うおおおお！！」
魔物「ギャアアっ」
93:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:26:12.22 ID:88Xhb8p20
少年「でも！！」
師匠「行くぞ」
94:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:26:59.35 ID:88Xhb8p20
―― 城の敷地の外 ――
師匠「これは、なんという」
95:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:27:39.82 ID:88Xhb8p20
少年「……うそだろ」
師匠「本当だ。お前には本当に悔しい思いばかりさせられる。私の25年間の剣術が、たった2年で追い抜かれるしな」
96:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:28:24.28 ID:88Xhb8p20
―― 馬宿 ――
師匠「よし、一頭だけ生き残っていたか」
97:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:29:00.31 ID:88Xhb8p20
師匠「……そうだな」
少年「一人で逃げるなんて嫌だ……」
98:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:29:52.81 ID:88Xhb8p20
少年「……わかった。でも、絶対に来いよな！！」
師匠「そうだ。一つ言い忘れていたことがあった」
99:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:31:03.67 ID:88Xhb8p20
〜〜 現実 〜〜
勇者「それから、俺は三週間、その神殿で待ち続けた。師匠の言った通り、神殿には魔物が寄り付かなかった」
100:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:31:35.32 ID:88Xhb8p20
勇者「一度も師匠って呼べなかったのだけは、心残りだ」
魔法使い「……」
101:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:32:26.75 ID:88Xhb8p20
―― 深夜 ――
102:『9章 故郷と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/19(火) 22:32:54.99 ID:88Xhb8p20
母「気付いていたのね」
勇者「お陰で、傷もすぐに癒えました」
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