168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/02/22(金) 23:29:03.92 ID:L62z0KCK0
―結衣―
二人が公園から立ち去って、私はちなつちゃんを自宅に招いていた。理由としては、一日で色々と動かし過ぎたちなつちゃんに言う事とがあったからだ。
結衣「いくらなんでもデートの次の日に、ここまで動かすことは無かったんじゃないかな」
私としては、これは鬱みたいな展開になってしまうんじゃないかと、冷や冷やしていた。
でも、ちなつちゃんはそういうことも覚悟して行動したんだろう。私にはできないことだ。
ちなつ「心を休ませるんだったら、時間は必要ですけど。京子ちゃんもあかりちゃんも偽ってたり気づいて無かったりで、単純に考えられる様な状態にした方がいいかなって思って、まぁ、ちょっと急かし過ぎちゃったかなって思うところもありましたけど」
そう言って、淹れた紅茶を飲みながら、ちなつちゃんは一度伸びをする。その顔は達成感に満ち溢れていたけど、どこか辛そうにしているみたいだった。
なんだか、それが気になって席を立ってちなつちゃんの横に座って、頭を撫でてあげる。なんだか、ちなつちゃんの頭を撫でてあげたのは久しぶりだなって思った。
ちなつ「結衣先輩は、やっぱりあかりちゃんのこと好きだったんですね」
結衣「うん、大好きだったよ」
ちなつ「ちょっと妬いちゃうな」
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