過去ログ - 素直じゃない二人(ゆるゆり)
1- 20
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/02/22(金) 16:03:31.70 ID:L62z0KCK0
―綾乃―

綾乃「ん〜、ううん、き、緊張する…」

 今、私はこんな寒空の下であいつを待っている。別に恋人同士ってわけじゃないけど、待っているってこと自体で緊張はするものだ。
 何度となく深呼吸を繰り返して、なんだか変なところは無いかななんて服装を調べて、よしって思ってはまた身なりが気になる。
 あかりさんには、私の素直な頷きを返した。私は素直になれない自分が少し嫌いだから、なんだかあかりさんに歳納京子が好きだっていうことを素直に知ってもらえてうれしかったって気になった。

綾乃「みんなが幸せか……」

 あかりさんはみんなが幸せになるといいなって言った。だから歳納京子のことは任せてとか言われて、私はそれに甘えるようにしてここにいる。あんな風にあかりさんは色々なことに目が向いて、いつでも誰かのためになる最善な行動をする。
 私は今日、あかりさんに歳納京子と冬に一緒になる時間を作るための理由を作るために話しかけた。卑怯だと思ったけど、私は素直じゃないから、何か仲介が欲しくてそれをあかりさんに求めた形になった。
 純粋で、とても無欲だ。まぁ、なんだか出番が少ないのは気のせいだと思うけど。

綾乃「それにしても……、歳納京子にあかりさん遅いわね」
京子「おーっす、綾乃〜」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
187Res/217.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice