9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/22(金) 23:52:17.10 ID:/aXQ9vleo
  
  
  
 ――そして、翌日朝。 
 平沢家の前に立ち、唯先輩に電話をかけるとしばらくして玄関の鍵が開く音がした。 
  
  
 唯「あずにゃーんおっはよぉー」 
  
 梓「……寝てましたね?」 
  
 唯「ぎくっ。ソンナコトナイヨー」 
  
 梓「寝癖すごいですよ。とはいえありがとうございます、開けてくれて」 
  
 唯「手伝うって言ったもんね!」フンス 
  
  
 とりあえず最初の手伝いとして唯先輩は「玄関の鍵は私が開けるよ!」と言ってくれた。 
 まだ寝ているであろう憂をチャイムで起こすわけにはいかないので、それはとても助かる申し出だった。 
  
  
 梓「でも後はなるべく自分でやりますから先輩は寝てていいですよ」 
  
 唯「あずにゃんが冷たい……」 
  
 梓「元々そういう話だったじゃないですか……唯先輩が言ったんじゃないですか……」 
  
  
 ちなみに菫達が放課後になるまで待って音楽室で憂の誕生会をやる予定になっているから、唯先輩の弾き語りはその後になる。 
 極端な話、唯先輩はその時まで特にすることはない、ということになる。 
 憂にとっては、大好きなお姉ちゃんと一緒にいられるだけで充分プレゼントになるはずでもあるけどね。 
  
  
 梓「……うーん、でもいろいろ聞くことは出てくると思うので、見ててくれる人がいるのはありがたいんですよね。お願いできますか?」 
  
 唯「了解です! んふふ、人間素直が一番だよ? あずにゃんっ」 
  
 梓「怖い」 
  
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