5: ◆BaKWpjzQLE[saga]
2013/02/24(日) 00:35:20.68 ID:VTSzUW7a0
四月一日(でもいきなりアヤカシが取りついているといったところで信じてもらえるはずがないッ! 第一…信じてもらえたところで俺にはどうすることもできないッ!)
?「さっきから百面相をしているようだが…何かあるのかい?」
男は怪訝な顔をしてこちらを見ている。
四月一日(でも放っておいたら大変なことになるかもしれない…ああもう。どうにでもなれ!)
当たって砕けろの思いで、俺は口を開いた。
四月一日「えっと…その、いきなり言うのもなんなんだけど…アヤカシって知ってますか?」
?「アヤカシ?」
予想どおり眉を顰められたが、気にせず続けた。
四月一日「俺、アヤカシが見えるんです。その…あなたの後ろに、緑のアヤカシがついていて…」
?「……」
四月一日「できればお祓いとか行った方がいいんじゃないかと思って…」
?「……」
四月一日「急にこんなこと言って信じてもらえないと思うんだけど! 本当に冗談とかじゃなくて、その、えっと…! うわっ!?」
男はいきなり僕の両腕をつかんで俺に顔を近づけた。
四月一日(もしかして変なことを言ったから怒ってるのか?!)
?「君…!」
四月一日「はい!」
?「もしかして、これが見えるのかっ!?」
四月一日「…へ?」
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