過去ログ - ラクチェ「ユリアの部屋で変な本を見つけたのだけど」 シャナン「なに?」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/24(日) 22:03:02.65 ID:TimQyCtDO
「は、早く僕を殺してくれ・・・」
そう言ったのはかつてロプトウスの化身と恐れられた闇の皇子ユリウスだった。
「とてもいい表情をしているよ、ユリウス」
光の皇子セリスが彼の耳元で呟く。
ユリウスはセリスに大敗し、今日この日、公開処刑が行われていたのである。
「ああ、なんて綺麗な肌なんだ」
全裸で張り付けにされているユリウスの肌に触れながらセリスは勿体振った風に言う。そのセリスの指先が触れた瞬間、わずかにユリウスの身体が反応した。
「もう、やめろ・・・頼む・・・殺してくれ!」
ユリウスは涙ながらに訴える。
「冗談が上手いね、君は。今までそう懇願してきた子供達に耳を傾けた事があったのかな?」
ユリウスは俯き、言葉を失う。
「ふふっ、君へのこのリンチは亡き父母も悲願とする所だよ。まぁもっとも、母上の事は私より君が一番知っているだろうけどね」
ユリウスが反応を見せるより早くセリスは続けて喋る。
「さぁあそこにいる雷神イシュタルに見せてあげよう。僕らが兄弟という壁を超えて、僕のティルフィングが君と繋が



シャナン「おいちょっと待ってなんだこれは」

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